入口の仁王門から入ります。
仁王門を入ってすぐに「金剛力士像(仁王像)」と「仁王門」があります。
仁王像は、13世紀後半、鎌倉仏師によって作られました。神奈川県最古の中世作です。2013年に修理が行われましたが、とても綺麗な状態です。柵で囲われていますが、近くで見るとなかなかの迫力です。目が合っているように感じます。
続いて階段を上って中央辺りになると左側には「身代地蔵菩薩」があります。
2001年に奉納されました。体の悪いところを菩薩様の体で触ると良くなるという言い伝えがあり、皆様、腰や頭などを思いを込めてすりすりしています!触った感触はすべすべとしていました。毎日綺麗に磨かれているんでしょうか?
階段を登りきるといよいよ本堂が見えてきました!
長くない階段ですが、登りきると晴れ晴れとした気分です^-^お線香の良い香りがします。
本堂に向かって右側には「梵鐘」と「鐘楼堂」があります。
梵鐘(鐘の事です)は鋳銅製の和鐘で西村和泉藤原政平という鋳物師(いもじ)の作で川崎大師平和寺も同人の作品です。
本堂の中には「本尊十一面観世音菩薩立像」が中央奥に見えました。観音様へ向けての撮影はNGとの事でしたので今回はHPで公開されている画像を添付させて頂きます。
大正4年(1915年)8月10日 国宝指定 昭和25年(1950年)8月29日 国指定重要文化財
高さ181.7㎝ハルニレの木の一木造りです。本堂の一番奥の中央にそびえたつ様におりました。
遠くからだと少し小さくも感じましたが、はっきりと姿を見ることが出来ます!
皆様も是非一度、「弘明寺」へお参りに行ってみて下さい♪心が穏やかに静かな気持ちになります。
最後に帰り道で通った渢関門のお写真をお載せさせて頂きます♪